コロナウィルス感染体験記 その④療養・待機生活
その④まで来ました、感染体験記。
今回は療養・待機生活についてお届けします~。
発症から4週間が過ぎた頃から、ようやく全ての症状が取れてスッキリしました~!
一番長かったのが鼻でした、、、。
オミクロン感染者の方何人かに聞いたところ、鼻症状が残っている人がかなり多かったです。
従来株ではむしろ「鼻風邪症状はコロナじゃない」と言われてたくらいなので、すごい変異っぷり。
さてさて、コロナの療養中というのは保健所へ日々の健康状態をお知らせします。
2021年3月の時は保健所の方から毎日電話をいただいていました。ありがとうございました!
今回のオミクロン感染ではスマホから専用サイトにアクセスしたりLINEで報告をしました。
専用サイト(ハーシス)は厚労省のもので、そこにログインして毎日ポチポチと健康状態を登録しました。
保健所の方がショートメッセージでURLと自分専用のIDを送ってくれます。
LINEは東京都がやっているもので、療養開始から4日後にショートメッセージで友達登録するよう連絡がありました。
登録をすると毎日10:30と16:30に体調について回答するようメッセージが届きます。
30分以上未回答のまま放置してしまうと再送されてきます。回答必須です!(笑)
親と子ども一緒に陽性になった場合は子ども分も親が入力するので、ひたすらポチポチ。
ハーシスとLINEと内容は同じなので両方やる意味がちょっと謎だったのですが(^^;)
どうやら私の感染時期が移行期だったから両方になったということのようです。
療養の終了もショートメッセージで届きました!
全てが電話だった2021年、保健所の方はものすっごく大変だったと思います。
繋がらないと後でまた架けるとか、心配ごとの相談が始まってしまうとか、、、。
ショートメッセージやサイト・LINEの活用で少し負担が減ったのではないかと思います。
さてここから療養中の過ごし方です!
熱がある時は寒気と身体の痛みが辛くて、毛布にくるまって横になるようにしていました。
でも熱がある初期段階=あらゆる所へ連絡が必要な時期なので、あまりゆっくりとは休めません(;o;)
いろいろと気になって調べたりもしてしまうので、スマホを見ているか電話しているか、悪寒でうずくまっているかのどれかです(笑)
なので療養初期のは、子ども達はテレビ・DVD・アマゾンプライムにお世話になりっぱなし!
これで静かにしていてくださいまし。
我が家ではテレビでYouTubeも見られるようにしているのですが、電話の最中に姉と弟でチャンネル争いが起こったり、エンドレスに関連動画が流れるのが好きではないのであまり見せていません。
テレビに頼るならアマゾンプライムが一番良かったです。
いま懐かしの「世界名作劇場」も観られるんですよ~~~!!
自分が4姉妹なこともあって「愛の若草物語」は欠かさず観ていたので、めちゃくちゃ懐かしい!
南北戦争時代の話なので、子どもも大人も勉強になる部分があります。
気になって南北戦争について調べたりして、そしたら南北戦争よりコロナの犠牲者の方が1.5倍も多い、、、。ぎゃ、コロナ恐るべし。
娘はすっかり若草物語が気にいったようなので、全部見終わったら他の世界名作劇場いろいろ見てみようと思います♪
熱も連絡の嵐も終わると急にヒマになるので、子どもとクッキー作りをしたり、白玉でおしるこを作ったりして過ごしました☆アップルパイも作ったっけ?
手作りお菓子のキット・知育お菓子ものは子どもが大好きで常備するようにしているんですが、待機中は時間を潰せてとっても有り難いです!
クッキーやマフィンなどバターがないと作れないものは、バターをネットスーパーで注文!ポチっと。
ついで冷凍パイシートも注文。
日が経ってしまったりんごでアップルパイや、板チョコでチョコパイなど、いつもと違うおやつで子ども達のテンションアップです☆
(注意:↑我が家では です。いつも出しているオシャレなご家庭もあります)
知育お菓子キットはナント差し入れして下さった生徒さんがいらっしゃいました~!ありがとうございました(ToT)
子どもにとっておやつって特別な時間で、一日の中で一番楽しみな時間だったりするんですよね。
ちょっとイベント感を出すだけでかなりご機嫌になってくれるので、もし待機になってしまったらテンションの上がるおやつ時間を演出してみることをオススメします(^-^)
さて、待機期間にネットスーパーが神であることを前回お伝えしました。
大人(主に料理担当)が感染してしまった場合、ラーメンやパスタソース、クックドゥ系を注文すると安心だと思います!
オミクロンでは味覚・嗅覚障害が起こりにくいようですが、味覚・嗅覚を失うとお料理が全っ然できないんです。
2021年3月の感染時は味覚の中の旨味を感じる機能が数日間完全に消えて、しょっぱいか甘いかがぼんやりと分かるだけ、、になりました。
嗅覚もないので匂いも分かりません~。
ご飯を作っても味見ができず不安しかない、、、。
レシピを探してそれ通りに作ることは出来るんですけれど、家族の好みの味ってあるじゃないですか。それになっているのか分からない(T0T)
仕方なく盛り付け前に娘を呼んで味見をしてもらってました。
1発OKが出れば良いんですけどね、5歳の子に味見させて「ん~、何か足りない」と言われる。
「うん、その何か って何ーーー!?」となるわけです。
なので味見なしでバシっと味が決まるものがとっても便利でした!
ちゃんとお料理した感が出るクックドゥ系が一番好評だったので、今も愛用してます♪
お料理ができないならデリバリーを頼む? とも思ったんですが、わたくし味覚ないんですよね。
家族が「おいしいね~」と食べるのを見ながら自分は「味わからん~」とモソモソ食べるのもなんだか切なく(笑)、味覚障害の間は安価で裏切らない味のものを使って乗り切りました~~(^^)
あと、感染したかも?な時に「冷蔵庫パンパンに買い物したばっかりなんですけどぉ~」という場合には、身体が元気なうちに作り置きをいっぱいしておくこともオススメします!
感染が疑われる状況では不安でそれどころじゃない と思われるかもしれません。
でも症状がバンバン出てからでは動くのがしんどく、もしかしたら味覚や嗅覚が無くなる日が来るかもしれません。
ちなみに我が家は夫が全く料理ができない人です。
2021年3月も今回の感染時も、なぜか熱の出る前日に冷蔵庫パンパンになる量を買い込んでしまっていました。(タイミング悪すぎ~)
「高熱が出る前に料理or冷凍しておかないとせっかくの食材が無駄になるーー!」と慌てて大量に作り置きをしました。
もう既に節々痛いし37℃超えてきたけれど、食材を生ゴミにはしたくない!という意地(笑)
高熱が出たら家族にはカップラーメンなどでしのいでもらえば良いのですが、炭水化物ばっかりじゃなく野菜もタンパク質も摂って欲しい!という気持ちはあるわけで。
熱っぽく身体が痛くても台所に立ち続け、食材でパンパンだった冷蔵庫をタッパーでパンパンにしてから横になりました~~。達・成・感♪
そのおかげで怒涛の連絡の嵐&悪寒で毛布が手放せない時でも、電子レンジで温めるだけで食事がとれました☆
これは特に離乳期~2歳くらいのお子さんがいるご家庭ではかなり大事だと思います。
食べ慣れたもの・いつもの味でないと食べてくれないことが多いお年頃。
お料理ができないから、、と違うものを出すと食べてくれません、、、。
2021年の感染時は息子が2歳になりたてで、食の好みがだいぶ偏っていました。
なので好物をいくつかと、スープやお味噌汁など野菜を確実に摂ってくれるものを作り溜めておき、これが大正解~~♪
「あ~味覚を失う前に作っておいて本当に良かった!」となりました!
夫婦どちらもお料理ができるご家庭だったら心配も少なく↑のようなことをしなくて済むかと思うのですが、我が家は違いまして(^^;)
お料理担当が専任制のご家庭向けにご参考になりましたら☆
少しずつ感染者数は減っていますが、子どもの感染や休園はまだ収まりが見えないですね。
コロナになってからというものの、「色々なところを触らない!」「鼻がマスクから出てるっ」「手ちゃんと洗ったの?」などなど子どもへの小言が多くなり、スーパーなどに行っても親御さんに叱られている子ども達をよく目にします。
子どもの感染を心配するからこその言葉なのですが、目に見えないウィルスゆえに子どもが危険性を理解することが難しいです。
親の愛情と心配する気持ちからくる小言ですが、お子さんのしょんぼりした顔を見るとすご~く歯痒くモヤモヤします。
という私も「この生活だいぶ長くやってますよね?もう分かろうよ」と思ってしまって、心配する気持ちが子どもに伝わらない叱り方をしてしまいます、、、反省。
反省しつつ携帯用のアルコールを補充し、子どものマスクをサイズ変更して作り替え、ため息ひとつ。
あぁぁ~~~、このピリピリカリカリした生活が1日も早く終わって、子どもがのびのびと遊び回れる日が来ますように!!
~今回のまとめ~(あまり今回と関係ないです・笑)
我が家は計3人の陽性でしたが、明らかに体調が悪くなったのは私(母親)のみ。
子どもがいる家庭の場合の最悪パターンは
「普段子どもの送迎&家事をしている人が感染して症状が出ている状況」だと思ってます。
色んなところへ電話をしまくりながら家事も何とかする。
子どもの関係各所への連絡って送迎を担当している親でないと先方とやり取りしにくい=私担当。
何度も何度も幼稚園と保育園2つの園に電話!そして作り置きを頑張る!
「私ね、熱あるのよ。身体痛くて寒くて仕方ないの~~!」と言ったところで、自分がやらないわけにはいかないのです。
夫は別室でリモートワークな中、子どもは元気で外にも行かれず暴れてるぅ~~~。カオス!!
料理以外の家事は普段から夫がこなしてくれるのですごく有り難いのですが、コロナに罹患すると「家事と送迎の分担ってホント大事」と痛感します。
あと今更なのですが「自分や家族が感染した場合どうなるのか」を一度考えておくと良いと思います。
コロナが風邪やインフルエンザと違うと違う点は、自宅待機をしなくてはいけないことと関係各所への連絡が必要なこと。
もし濃厚接触者にあたる方がいたらすぐに連絡が必要ですし、保育園・幼稚園と場合によっては習い事へも連絡をしなくてはいけません。感染したら連絡必須なところってどこだろう?とリストアップしておくと良いです。
あとは待機期間。
感染者は10日待機、濃厚接触者はお家での感染防止対策開始から全員7日待機です。
これらを踏まえて、パパ感染パターン、ママ感染パターン、子ども感染パターン、、、と頭の中でシミュレーションをしておくと、感染が判明した時に慌てずに済むと思います。
誰が感染したのかによっても全然違ってきます。
例えば、
子どもが感染→後から親が感染 の場合、子どもはもう登園OKでも親がまだ療養中だから送迎ができないじゃん、、、とか、
お子さんがマスクが出来ないご家庭の場合、感染者の療養終了から更に7日待機=17日待機になるかも?(ToT)、、、とかとかとか。
もうね、子どもがいる家庭の待機日数計算は複雑すぎなんですよ。
待機期間が自動で算出されるアプリとかあっても良いんじゃないかと思ってしまいます(笑)
ツラツラと私の場合の話ばかりを書いてしまいましたが(^^;)、みなさまどうぞご無事で!とひたすらに祈る毎日です。
運悪くご無事じゃなかった生徒さんからは「ブログ読みながら待機頑張りました!」とか「参考になったことがたくさんありました!」と言っていただけまして(^^)
2度も感染した甲斐がありました(笑)
コロナ体験記、一旦ここまでで終了します!
3度目感染はないと信じて、、、☆