リトミックとは
リトミックは、音楽を通して子供たちの「個の力」を養います。
リトミックとは、エミール・ジャック=ダルクローズというスイスの音楽教育家が考案した教育方法です。リトミックでは、音楽を学びながら感受性・表現力を育むことはもちろん、協調性・社会性・積極性など、グループレッスン形式であるメリットを活かし、コミュニケーション能力を育むことができます。
ダルクローズには、「驚くようなテクニックをもって楽器を演奏できる人でも、その人の人間性が豊かでなければ、表現力が乏しく、奏でる音楽が豊かなものではない」という思いがありました。
音楽の知識や技術の教育だけではなく、子ども達が人格を形成していく上で大切な、内面の豊かさを育くむこと、それを楽しみながら自然と体験できるように考えられたのがリトミックなのです。
レッスンに必要なのは、音楽を楽しむ気持ちだけです。
リトミックは、みんなで歌ったり踊ったり、音を鳴らしたりと、身体を使って体験することから始めます。そう、子ども達がみんな大好きなことですよね。 技術は何も必要ないので、すぐにでもリトミックを始めることができます。
「音楽の習い事」とかまえる必要はありません。親子で一緒に元気に楽しんでください。
それだけで立派に楽しい音楽が奏でられるのです。
親も子も、みんなが楽しいリトミック。
- 家の外で親子で楽しめることが欲しいから
- 家では家事などが忙しくて充分にできないスキンシップなど、リラックスしてすることができる
- 幼稚園入園の前に同年代のお友達と親しむ場に連れていきたい
- 楽器のおもちゃが好きなので、音楽に触れる機会を作ってあげたい
AnNAリトミック教室に通われてる生徒さん達も、リトミックを楽しむ理由は様々なんですよ。
成長の早い子どもの時期だからこそ、体験してほしいことがたくさんあります。
人間の最も成長・発達する時期(臨界期)は0歳〜6歳と言われていて、3歳までに脳の80%が、6歳までに脳の90%が出来上がってしまうのです。
子どもはどんなことでも吸収してどんどん成長していきますね。1歳大きくなるだけでも、その成長ぶりにはとっても驚かされるものです。
AnNAリトミック教室のレッスンはグループ形式で行われ、年齢に応じてクラス分けを行っているので、お子さまの成長に合わせた最適なレッスンをお受けいただくことができます。リトミックのレッスンは、音楽を身体全体で感じて楽しむことから始めます。音楽に合わせて、ダンスをしたり、鈴を鳴らしたり、太鼓を叩いたりといったことから始めます。
例えば、「ピアノがなっている間だけ」など約束事を決めて、音を出したり動いたりします。周囲の音や様子を見たり聞いたりしながら、クラスのみんなで取り組むことで、観察力・集中力・記憶力などを育てることができます。
リトミックで体験したことが子どもの無限の可能性をさらに広げてくれる!?
クラスのみんなの前で、順番にひとりずつ発表してもらったりすることで、社交性や積極性なども養うことができます。
「最近の子どもは一人で遊ぶことには慣れていますが、他人や集団の中でうまく自分を表現できない」などと言われることがありますが、大人になってから社会に出て行く時、他人とのコミュニケーションというのは必要不可欠です。
子どもがどのような道に進んだとしても、必要になるであろう「主体性をもって取り組む」という能力も、リトミックで楽しく学んでいけます。子どもはみんな無限の可能性をもってます。
そんな大切な時期にこそ、様々なことを経験させておきたいですね。
楽器を習うその前にリトミックで音楽の楽しさを感じましょう。
ピアノやヴァイオリンなど、楽器を習っても挫折してしまうお子さまがいるというのはよく耳にします。楽器を演奏するというのは、音楽の理論を理解し、楽譜を読み、指も動かしと、同時にいくつものことをこなさなければなりません。
うまくできないと、嫌になったり苦手意識をもってやらなくなってしまいます。楽器の演奏や音楽は本来楽しいことなので、とってももったいないことですね。
AnNAリトミック教室では、お子さまが楽器を始める際に必要となる音楽の基礎を楽しみながら学ぶことができます。ドレミやリズム・ハーモニーなど音楽を構成するいくつもの部品を、1つずつ分解して、自分の身体で感じたり表現してみるのです。
そうして身体で感じて理解したものを、音符や楽譜などの知識と結びつけていくことで、無理なく音楽の基礎を学んでいきます。
「お家でも音楽がかかると身体を動かすので、音楽好きに育ててあげたい」、そんなお子さまにもリトミックはぴったりですね。
成長のめざましい時期だからこそ、自然と身につきます。
受け身ではなく、自発的に何かをしようとすること。それは、人生を豊かなものにしてくれるものであるとともに、人や社会からも必要とされる能力です。
子どもはみんな「自分でやってみたい」という気持ちを持っています。その気持ちを尊重し体験させてあげることで「できた!」という達成感と自信が生まれ、自発的に物事に取り組めるようになります。
大きくなってからよりも、好奇心旺盛な小さな頃から実践することで、より自然に身につけることができます。小さいからまだ早いということはありません。成長が著しい時期だからこそ、身体で覚えてしまうことができます。
子ども達が「〇〇に興味がある、〇〇をやりたい」と思えるような積極性をを伸ばし、それがどんなことであっても、そこで自分の能力を上手く発揮できるような基盤を作ることが、リトミックの教育目的のひとつです。
AnNAリトミック教室は、リトミックをやってみたいお子さまを歓迎しています。まずは、体験レッスンに参加してみてください。お子さまもパパもママも、みんなで一緒にリトミックを楽しみましょう!