コロナウィルス感染体験記 その③備えあれば憂いなし


講師あやめのコロナウィルス感染体験記 その③です!

その①では感染が分かった経緯など、その②では症状や家族の状況についてお伝えしてきました。

今回は家族みんなで療養・待機となった時のための備えについて、どんな準備をしておくべきか ということをお伝えできたらと思います!
保健所からの連絡や検査にかかる日数についても体験を記しておきます。

※この体験談は療養期間が1月末までだったパターンです。
療養している間に濃厚接触者の待機期間や制度がどんどん変わっていき、かなり混乱でした、、、(^^;)

2度も感染&教室のことで色々と情報収集した上での体験談ですが、医療従事者でも専門家でもありませんので、この記事の内容が正確でない場合もありますm(__)m

 


まず、前提のお話として濃厚接触者である同居家族の待機制度が2022/2/2から変わっています。

<2022年1月中旬感染当初の濃厚接触者の待機制度>
PCR検査の上で結果が陰性だった場合、
①感染者との隔離開始日
②感染者の療養解除日
どちらかから10日経過で待機解除

<2022/2/12現在の濃厚接触者の待機制度>
濃厚接触者が無症状の場合
①感染者の発症日
②自宅内での感染対策開始日
どちらか遅い方から7日経過で待機解除
(同居していない濃厚接触者は接触日から7日で待機解除)

これ、隔離が不可能が年齢の子どもがいる家庭で感染者が出た場合、待機期間が全っ然違うんですよ!!
感染当初の制度では最大20日の待機が必要で、今の制度なら基本7日。
我が家はトータル2週間の待機でした。制度変更がもう1週間早かったら有り難かったなぁ(T^T)と思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、ここから体験談はじめます!
今の制度と変わっていますが、1月はこんな感じだったよ ということでお読みいただければ☆


私の陽性が判明したのは月曜日のことでした。(息子はみなし陽性になりました)
家族の検査がいつになるのか気ががりだったので保健所からの連絡を首を長くしながら待っていました。
が、水曜日の午後になっても連絡なく、、、。
「これでは濃厚接触者である夫と娘の検査がいつになるかわからないな、、、」と思って、手元に準備しておいた郵送PCR検査キットを使用して娘の検査をすることにしました。

 

保健所からの連絡をいただけたのは陽性判明から2日後(水曜日)、夜8時に来ました。
こんなに遅い時間までひたすら電話を架け続けているなんて、、本当にお疲れさまですっm(__)m
2021年3月の感染時は病院から陽性連絡を受けた3時間後には保健所から電話が来てました。全然違いますね。

そして2021年3月時は、私の陽性が判明した翌日にはもう家族がPCR検査を受けに行っていました。
今回は保健所からの連絡の際に「ご家族のPCR検査の調整に2~3日いただく可能性があります」と案内をいただき、「検査調整がつきました」と連絡を受けたのは日曜日の夜でした。
またも夜でした、遅くまで&日曜日にお疲れです!
(検査調整についての連絡は濃厚接触者である夫の電話に架かってきました)


私の陽性判明は月曜日、検査調整がついたのはその6日後。
そして検査は水曜日の午後に決まりました。

家庭内で最初の陽性者判明から9日後になってようやく残りの家族が検査を受けられる これが2022年1月終わりの頃の状況でした。

私と息子は陽性が判明する2日前から症状が出ていたので、夫と娘が検査を受ける頃には私と息子の療養は終了しています(^^;)
でも夫と娘は陽性か陰性か分からないので、社会復帰の目途が全然立たない~!

と、こうなることを半分予想していたので、娘の郵送PCRを出したのです。

だってね、もしも家族が無症状陽性だった場合、検査を受けた翌日から10日自宅療養なんです。
私の陽性判明から9日も経って検査をして、もし陽性だったら?そこから更に10日缶詰めです!!
どのみち陽性なのならば、早くに検査を受けて「この日から陽性だった」という証拠を取っておく。
そうしないと待機の日数が全っ然違ってくるのです。

娘の郵送PCRの結果は陽性
私の発症から4日後に唾液を採取・投函しました。当時まったくの無症状でしたが結果は陽性。
(郵送PCRは医療機関か民間の検査機関が行っていますが、ほぼ検体が到着した翌日中に結果が分かります)

もしも郵送PCRをせず保健所調整の検査を待っていたら、、そしてその検査で「陽性」だったら、娘はトータル3週間も家を出られなかったかもしれません。
郵送のPCRをしていたことで、娘の缶詰め期間は2週間で済みました。
子どもにとっての1週間の違いはとてもとても大きいです!

なので「自主検査ができる準備しておくべし!」
2022/2/8から濃厚接触者の希望者には抗原検査キットが配布されることになったようですが、抗原検査キットは症状が出ていないと使えません~。無症状ならPCRしか道はないのです、、、。

そして2022/2/2から無症状の濃厚接触者は「家庭内で感染防止対策を講じてから7日で待機解除」となり、PCR検査必須ではなくなってきています。

でも、無症状=検査なし というは少し不安が残ると思うのです。
我が家の娘のように待機が解除になってから痰や咳がでてくるパターンもあります。(その②参照
濃厚接触者としての待機期間を終えていても、検査を受けていない状況で咳をしていたら家族も周囲の人も心配になりますよね。。。
検査の必要がなかったとしても「やっぱり検査しようかな?」という気持ちになると思います。
で、念のためと療養期間が終わってるのにPCR検査をして「陽性」という結果が出てしまったら、、、確実にパニック!!
死んだウィルスの残骸を拾った陽性だとは思えども(これもその②参照)、もう社会復帰しているのにどうしてくれよう(ToT)と。

なので、濃厚接触者になり無症状の方は

①白黒ハッキリつけたいなら自主PCR検査
②制度通りに待機し、たとえ待機終了後に軽い症状が出ても検査せず堂々と過ごす

このどちらかということになってくる気がしています。


 

 

えー、夫の検査のことを完全に置き去りにしていますが(笑)、夫はとてもインドアな人で仕事もリモートワークで支障がないらしく「会社に行く日がいつになっても問題ない~」とのんびり缶詰め生活をしていました。
夫にも郵送のPCRを勧めたのですが「会社的に『保健所に絶対服従』という指示だから、検査も保健所の調整を待つよ~」と。
結局、私の発症から11日も経ってから文京区の検査場(後楽公園内)に行っていました。
公共交通機関は使えないので、4kmちょっとを電動自転車漕いで行っていました。
自宅に籠っていたので体力が落ちていて大変だったようです(^^;)
結果は陰性でした。家族で唯一の陰性。コロナにとても強い体質のようです。

で、この夫が検査を受けたまさにこの日に濃厚接触者である同居家族の待機期間について変更がありまして、、、
感染者との感染防止対策を取って7日経っても濃厚接触者が無症状であれば、待機解除となったんですよね。
なので、11日経っても完全無症状だった夫には検査の必要がなかったということです。
4kmちょっとのサイクリングは何の意味もないことになりました~お疲れさま(^^;)

おさらいになりますが私が発症した時点では
①感染者との隔離開始日
②感染者の療養解除日
このどちらかから10日経たないと、検査が陰性だった濃厚接触者もずっと待機だったんですぅ~~~!

今は「隔離」ではなく「対策」をすれば良いことになっていますし、待機期間も短くなっています。
あぁ、1週間早く変更して下さっていれば、、、、涙
療養真っ只中に制度が変わったために、無症状だった娘は実は検査をしないでいた方が待機期間は少なく済んだのですが(-_-;)
卒園式や入学式という大事な行事の前に抗体を得たことが分かったので、安心して過ごせたね♪と陽性結果が出たことをポジティブに考えています☆



すみません、だいぶ長くなっているんですが、、、
「備えあれば憂いなし」のもう1つとして、食料問題です。

ローリングストックを意識していらっしゃるご家庭も多いと思いますが、療養・待機期間に生鮮食品が欲しくなった場合に欠かすことができないのが「ネットスーパー」です!
もうネットスーパーは神☆
ローリングストックって主に麺類や簡単に調理ができるものなので、それで済ませるのは楽は楽。
でも外に出られない生活での楽しみといったら食べることくらいです。
不健康な缶詰め生活、せめて健康的なものを食べたい!新鮮な食材が欲しい!という気持ちにもなります。
待機中でも生きていくために必要なものの買い出しに外出するのはOK!なのですが、やはり外出するのは気が引けるんですよね、、、。
加えて我が家は夫がまったく料理ができないので、夫に食材の買い出しをお願いしても何かしらの失敗が起こる可能性が非常に高いです。
料理しない人=買い物もできない
なので夫よりもネットスーパーが頼りでした(笑)

ということで、もしもの感染や缶詰め生活に備えてネットスーパー未経験の方は登録して1度使ってみましょう☆
具合が悪かったり色々なところに連絡をしなくてはならない「誰か助けて、、、!」という状況になってから、やっとこさネットスーパーを登録し初めて利用してみる のはすごく大変です。
元気な時に1度使っておくことで、もしもの時にスムーズに買い物ができます♪



 

~今回のまとめ~

郵送のPCR検査キットは、外出が制限される濃厚接触者待機期間のお守り的に使える と思います。
世間様は「濃厚接触者だったけど無症状」と言ったら「で検査はどうだったの?」とまず思うのですよね。やっぱり。
濃厚接触者のPCR検査が必須でなくなっているのであれば、自力で確認する方法として手元に準備しておいても良いのではないかと思います。

あ、以前よく言われていた「パルスオキシメーターを自宅に持っておく」というのは、恐らく今は必要ありません。
在住の文京区の場合、感染判明から2日後にゆうパケットプラスでパルスオキシメーターが郵送されてきました。
ありがとうございました!咳が出て少し苦しい気がするかも?と思った時にも、パルスオキシメーターの数値が100となっていると安心して過ごせました☆
(ちなみに2021年3月時は私は配布されませんでした)

そしてネットスーパーは単身者でも大人数世帯でも、絶っ対に必要です!
支援物資をいただくこともできますが到着までに日数もかかりますし、生鮮食品はネットスーパーに頼るしかありません。
登録&試しに一度使ってみること、強くオススメします☆

 

 

毎度毎度長くてスミマセン、、、。

子どもを持つ感染当事者として、早くお伝えしたい!ということは今回までで書き終えました!たぶん。

次は待機期間に便利だったものの事など、ゆるゆると残していけたらと思っています(^ー^)

 

 

Ayame