コロナウィルス感染体験記 その①感染が分かるまで

講師あやめです。

1月中旬~末までオミクロン株感染により自宅療養していました(ToT)

2021年3月に従来株に感染し、7月にワクチンを2回接種したのですが、まさかの2度目の感染、、、。

ブレークスルー感染というものの当事者になりました。

コロナウィルスにどうも弱い可能性がある私。
私の感染体験が何かの役に立つこともあるかもしれないと、何回かに分けてコロナ感染体験談を記しておこうと思い立ちました。
コロナ感染者が増加してはいても、まだ身近に感染経験者がいない という人の方が多いのではないでしょうか?
小さな子どものいる家庭で誰か感染するとどうなるの?という具体例を必要としている方もいるかもしれない(私も感染前に知りたかった!)
と思ったので、私の感染体験が少しでも参考になれば と思っています☆

<家族構成>
私→アラフォー
夫→40代
娘→6歳1ヵ月
息子→2歳10ヵ月

こんな家族構成で、まずは私の症状が出て感染が確定するまで 編です。

 

土曜日の夜に鼻に違和感を覚え、日曜日の午前中から徐々に節々の痛みと37.5度~38度の発熱、、、。
息子も微熱と鼻づまりがあったので「もしかして??」と思っていたら、息子の保育園から「陽性者が出ました」と連絡を受けました。

レッスンでの対策同様に外出にはかなり気を使っていて、アルコールは常に携帯。
感染拡大中に子ども達と外出する場合には、帰宅したらすぐに着替えるかお風呂に入るなど対策を心がけていました!子どもって突然床に座ったり、色んなところに身体くっつけて歩くので。

でも保育園では朝から夕方までマスクなしで生活。
「もし感染するとしたら保育園からの可能性が一番高いのでは」と覚悟していたので早々に陽性になる腹をくくりました。

 

熱が出たのが日曜日だったので、翌日かかりつけ医に電話をしたところ抗原検査を勧められました。
PCRはその病院では実施していないことと、発熱外来は予約が取りにくい上に結果が出るのに時間がかかるケースが増えているとのことで抗原検査をすることに。

夫に抗原検査キットを貰いに行ってもらい、自宅で15分で結果が出ました~。

うっすらですが線が出て陽性。

 

はい、陽性確定!となったところではありますが、ココでどうしても知っておいていただきたいポイントがあります!

それは「かかりつけ医や診察券を持っている病院が発熱外来をやっているかどうか?」ということ。
これは元気な時に是非調べておいて下さい。

東京都の発熱外来の一覧はこちらから確認できます。

コロナかも?という症状が出たら、検査を受けるために発熱外来を受診することになります。
かかりつけ医が発熱外来を実施していない場合は、公共交通機関を使わずに歩いて(または自転車で)行かれる発熱外来を探して受診しなければならないのです。
コロナ感染したかもしれない、、、と思ったら少しでも早く検査を受けたいですよね。
でも具合が悪い中で ↑ のこまか~い表をチェックするのは大変です。
「もし症状がでたらこの発熱外来にお世話になろう」という病院を必ず見つけておくことを、強く強くおススメします!!
病院によって対応可能な検査方法が異なりますが、症状がしっかり出ているなら抗原定性検査(↑の私がやったものです)が一番早く結果が分かります。
症状がまだとても軽かったり、確実性を取りたいならPCR検査が抗原定量検査の病院が良いようです。

 

さて、話が戻りまして私の感染が確定しました。
熱は前日と同じく37.5度~38度、節々の痛みと悪寒と痰が絡む状態です。
昨年3月に感染した時を症状が全く同じだったので、これは間違いなく陽性だろうなぁとは思っていました。やっぱりでしたね。

ちなみにこの抗原検査キット、かかりつけ医では「1家族につき1セットのみ」とのことでした。

抗原検査キットが不足しているので、家族の中で症状のしっかり出ている人が検査し、陽性が出たら残る家族が濃厚接触者としてPCR検査 という流れと伺いました。なるほどです!

 

陽性の結果を病院に連絡したところ、保健所へFAXで陽性者報告をしてくださいました。
加えて解熱剤と痰切りの薬が手元になかったので相談したところ、病院から薬局へ処方箋を送ってくれ、なんと薬局の方が自宅ポストまでお薬を届けてくれました!!
ありがとうございますぅ~~~(TーT)
夫が抗原検査キットを取りに行った時は私はまだ「感染疑い」でしたが、陽性判定が出たら夫はもう「濃厚接触者」なのでお薬の受け取りでも原則家から出られないんですよね・・・。

陽性になってからは息子の保育園と娘の幼稚園とに連絡、症状出現の2日前まで遡って会った人達に念のため連絡、とスマホが片時も離せません。

私と息子の症状が出た時、娘の幼稚園は休園中。よかった。
息子も症状の出る2日前からたまたま保育園に行っていませんでした。
なので、もし子ども達が感染者になっても園に濃厚接触者は出ない!と安心しました。
私自身が2日前までに会った人も全員濃厚接触者にはあたらず。
我が家からの感染拡大は阻止できました!よかったぁ~~~(;o;)

 

これ、去年3月の時は違ったんです。

我が家からの感染拡大がなかったのは同じなのですが、私から濃厚接触者を2家族出してしまったんです。
症状が出る2日前に幼稚園で行事があり、すき間時間に子どものお友達家族と数人でお昼ご飯を食べました。
普段は滅多にお昼をご一緒しないのですが、すき間時間にご飯を食べてまた幼稚園に戻る必要があったことと、去年の3月は感染者も少なかったので近くのお店でお昼を済ませることにしたんです。

この判断がダメだったんですねぇ。

食事中しかマスクを外していませんでしたが、濃厚接触者確定。
ですよね、、、、ひぃぃ~~。
お友達は検査を受けていただいて陰性でしたが、当時「濃厚接触者は陰性でも接触日から14日間の待機」だったので、2週間もの間自由を奪ってしまいました、、、。
そのお友達には当然ご家族がいるわけで、もしもお友達が発症した場合は今度はご家族が濃厚接触者になります。
陰性でも念のために とお家の中でもマスクをして部屋を分けて隔離生活をされたそうです。

家でもずっとマスクなんて、耳は切れそうに痛いし、家族が隔離状態で2週間も過ごすなんてもう、、、今思い出しても胃が痛くなる、、、。


昨年の感染時は周囲への影響の大きさで精神的なダメージがとんでもなく、食欲がまったくなくなって3日で2キロ痩せました。(あっという間に戻りました!)
濃厚接触者の方のこともそうですし、レッスンのこと、生徒さんのこと、娘の幼稚園で役割を担っていたのでその調整、、、、。
熱があっても気持ちが休まる時間なんて1秒もなくて、寝てみようと思っても寝られないんです。「コロナの感染者になる」というのはこういうことなんだ と。

あ、昨年の感染原因をご存知ない方もいらっしゃいますね。
昨年の感染は講師であり妹のなな先生が参列した葬儀が発端でした。
葬儀の翌々日にレッスンがあったので、レッスン中4時間すぐ近くで一緒。
また年度末の時期でご卒業の生徒さんへの記念品準備などがあり、レッスンの合間の15分ほど4畳ほどの狭い部屋でなな先生と籠って作業をしていたんですね。
その時なな先生はいたって元気だったので、花絵先生と3人でせっせせっせと作業をしていたのですが、翌日からなな先生が発熱。
そこから私と花絵先生が感染しました。ミニクラスター発生です。

この「従来株」と今回の「オミクロン株」では症状・待期期間などの制度で違う点が色々ありますので、その辺りも今後詳しくお伝えできればと思っています!


~今回のまとめ~

ウィルスがすぐ身近にあったとしたら、、、どんなに気を付けていてもコロナウィルスに感染する可能性はかなり高くなるんだと思います。
とすると、やっぱり「もしかしたら自分が感染しているかもしれない」という意識を持って常に行動すること。これが一番大切だと私は感じています。
今回の感染では家族以外に濃厚接触者を出さずに済みましたが、前回の感染時「もしかしたら」と慎重に考えお友達とのお昼をやめておけば家族以外の濃厚接触者を出さずに済みました。

後悔先に立たず。

もし万が一、自分が症状出現前の状態で人と接してしまっていたら、、
感染が分かった時に青ざめながら穴を掘って埋まりたい気持ちになります。
そうならないために「きっと大丈夫」と思わずに行動することが大事だと思います!

そして発熱外来を必ず調べておくこと!
朝一番に発熱外来に電話をしたとして当日中のPCR検査の予約が取れるとは限らないのが今の状況です。
そして検体を検査機関に回す病院の場合は、検査結果が出るのが2~3日後 という場合もあります。
なるべく早く検査結果を知るためには、症状が出てから病院を探しているのでは遅いのですー!

 

 

うーん、第1回目にして題と内容がちょっと違っている気がしますが、感染した者としてお伝えしたいのはコレなのです!!


次回は、感染後の症状経過や家族の感染有無についてお伝えしたいと思います。

次回予告(?)として

「抗原検査キットか、郵送のPCR検査キットを用意しておくべし!」
「ネットスーパーを元気な時に使ってみておこう!」

ということを先にお知らせしておきます。

 

詳しくは次回!!