セロトニンとオキシトシンのセミナー Part.1

なな先生と二人でセロトニンとオキシロシンについて学ぶセミナーに参加してきました!
セロトニン研究で数々の著書を出版されている、東邦大学名誉教授の有田秀穂先生のセミナーです。

セロトニン?オキシトシン?

あまり耳慣れない言葉ですよね。

Part1の今回はまずセロトニンについて。ちょぴっとお勉強

セロトニンは神経伝達物質のひとつです。

「神経伝達物質」・・・なんて難しい言葉なんでしょう!
では、「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」はご存知ですか?
快楽物質と呼ばれる「ドーパミン」も不快物質と呼ばれる「ノルアドレナリン」も「神経伝達物質」なのですが、「セロトニン」はこの2つと合わせて「三大神経伝達物質」と呼ばれています。

「神経伝達物質」を簡単に言い換えるとすると、『脳から心へのお届け物』というかんじでしょうか。

「喜怒哀楽」などの感情はこの『お届け物』が作り出しています。
脳が作り出す「お届け物」がドーパミンなら感情は「喜」(^o^)や「楽」(≧∀≦)になり、お届け物がノルアドレナリンだと感情は「怒」(`д´)や「哀」(T-T)になります。

では、お届けものが「セトロニン」だったら?

セロトニンは「平」(ー_ー)をもたらします。
・・・・地味!!
「平」なんて地味すぎ!
でも、この地味さがセロトニン最大の特徴であり、重要な役割です。

セロトニンは心と脳のバランスを整える働きをしてくれ、ドーパミンやノルアドレナリンの過剰な働きを抑えてくれます。

そう、私たちが心穏やかに過ごすためにはセロトニンが必要不可欠なんです!

セロトニンが不足すると、疲れやすくなり、自律神経が乱れ、ひどい場合にはうつ病を引き起こす可能性もあります。
セロトニン不足は大問題なんですね。

では、セロトニン不足にならないためにはどうしたらいいのでしょう?

それは「日光を浴びる」ことと「呼吸」と「身体を動かすこと=特にリズム運動」が必要です。

1つめの「日光を浴びる」は、一日に2,500ルクス以上の光を20~30分浴びること。
これでセロトニンが上手に作られるようになるそうです。
2,500ルクスというのは電球の光では出せない明るさですが、日光は晴れた日ならその20倍以上の6~90,000ルクスもあるらしい!
その日光の中で一日20~30分過ごすとセロトニンが活性化します。
セロトニンと日光は結びつきが強く、夜勤などで日光と縁のない生活を送っていると疲れやすく不眠症になりやすいというデータもあるそうです。
ふむふむ。
天気の良い日はお家でゴロゴロせずに、ちゃんと外に出ることが大切ですね(^-^)

そしてセロトニン活性に必要なもの2つめの「呼吸」
「呼吸」は普通の呼吸ではなく、深い呼吸かリズムを伴う呼吸がセロトニン活性に効果があります。
リズムを伴う呼吸とはまさに「歌うこと」
リトミックでは歌をたくさん歌います!歌を歌うだけで、セロトニンが生まれるなんてステキですね☆

そしてそして、セロトニン活性に必要なもの3つ目はなんと「身体を動かすこと=特にリズム運動」ですって!?
リトミックは音楽に合わせて体を動かすものです。
なかでも音楽に合わせて歩いたり走ったり踊ったり、リズムや音を身体で表現することをたくさんします。

これってまさに「リズム運動」ですよね?(*^▽^*)

そもそも「リトミック」の語源はラテン語のeurythmia(快いリズム 律動的な運動 均整のとれた)です。

なので、リトミックではリズムを表現する打楽器を使う活動も多くありますが、
打楽器を叩いたり演奏することもリズムを伴った運動、セロトニン活性になります。

ということは・・・、リトミックをやっていればセロトニン不足にならない!
セロトニンがちゃんと作られ自律神経が整えば、疲れが取れたり身体の不調が軽減するなど良いことだらけ!
そしてセロトニンが心にもたらすのは「平」(ー_ー)。
平常心を保ち、心穏やかに日々過ごすことはけっこう難しいものですが、リトミックでそれも解決できるとは!

心と身体に優しいセロトニン。
リトミックはセロトニンを作り出すのに効果的なことがたくさん含まれているんですね♪(´▽`)

リトミックで心も身体も元気に☆

Part.2「オキシトシン」についても後日掲載しますので、どうぞお楽しみに!!

 

 

Ayame