バレエ鑑賞♪
11月に引き続き新国立劇場でバレエを観てきました!
演目はクラシックバレエの代表ともいえる「白鳥の湖」。
ロシアを代表する作曲家、チャイコフスキーの3大バレエの1つです。
ちなみに3大バレエ残り2つは「くるみ割り人形」と、
ディズニー映画にもなっている「眠りの森の美女」ですね。
どの作品も小さい頃から観たり踊ったりしていて、音楽も大好きな作品です!
今回は「白鳥の湖」を前回もご紹介した小野絢子ちゃんの主演で観てきました。
「白鳥の湖」の一番の見どころは、主演のダンサーによる白鳥と黒鳥の一人二役の演じ分け!
柔らかく繊細な動きの清楚な白鳥と、ダイナミックで妖艶な黒鳥をどう演じ分けるのか?がポイントですが、絢ちゃんは動きも表情も何もかもが別人のように見える演じ分けで本当にステキでした~♪
さて「白鳥の湖」にはもう一つ大きな見どころがあります!
それはコールドバレエと呼ばれる大勢で踊るダンサーさん達の一糸乱れぬ動きです。
何人ものダンサーが同じ振付を踊りますが、
リズムの感じ取り方が違うとタイミングがずれてしまって動きが揃いません。
ダンサー全員が音への感覚をしっかり合わせて踊る必要があります。
そして音の感覚を合わせた上で、足や腕の高さや身体の角度はもちろん視線の向きまでもピッタリ揃えます。
バレエを習っていたころは色々なバレエ作品のコールドバレエを踊りましたが、「白鳥の湖」のコールドバレエを踊った時が14年間のバレエ人生の中で一番大変でした!(笑)
「白鳥の湖」の振付に使われている羽のような腕の動きや軽やかな足の動きは、踊ってみると本当に本当に疲れるんです!
真っ白な衣装で、真っ白い羽を頭につけて、踊っている時は大変すぎて頭の中も真っ白・・・(笑)
でも大変な思いをした分、今でも振りを全部覚えているほど思い出深い作品になりました。
背の順の関係で、なな先生の後ろでなな先生の背中見て踊っていたのも良い思い出です。
バレエは自分のテクニックを磨くことも大事ですが、「周りの人をきちんと見て動きを合わせる」ということもとても大切なので、バレエを習ったことで協調性も身についたかも・・?と思っています。
「白鳥の湖」、ご覧になることがありましたらソリストだけでなく是非コールドバレエにもご注目ください♪
Ayame